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法改正に伴う熱中症対策の強化について

平素より、株式会社トミタの公式コーポレートサイトをご利用いただき誠にありがとうございます。

2025年4月に施行された労働安全衛生法の改正により、屋外作業における熱中症対策が強化されました。特に建設現場では、夏季の高温環境下での作業が避けられず、作業員の安全と健康を守るための対策がこれまで以上に重要となっています。

今回の改正では、WBGT(暑さ指数)の管理が義務化されました。WBGT値が一定以上になると、作業時間の短縮や休憩の導入など、暑熱環境に応じた具体的な作業計画の策定が求められます。また、水分・塩分補給の体制整備や、熱中症に関する教育・訓練の実施も義務付けられ、企業としての対応が法的に明確化されました。

株式会社トミタでは、法改正を受けて各現場にWBGT測定器を導入し、リアルタイムで暑さ指数を確認できる体制を整えています。作業時間の見直しや、午前・午後それぞれに15分以上の休憩時間を確保するなど、作業環境の改善にも取り組んでいます。さらに、空調服等の身体冷却装備、経口補水液、塩分補給品などを含む熱中症対策キットを全作業員に配布し、現場での即時対応を可能にしています。

教育面では、新入社員や職長を対象にした教育を実施し、熱中症の初期症状や応急処置についての理解を深めています。万が一の事態に備え、迅速な対応ができる体制づくりにも力を入れています。

熱中症は命に関わる重大な健康障害です。今回の法改正は、単なる義務ではなく、働く人の命を守るための大切な一歩です。株式会社トミタでは、今後も現場の声を反映しながら、より実効性のある対策を講じ、安全で働きやすい環境づくりに努めてまいります。